製造10年以上の2ストは、チャンバー焼くべきって話。そして焼き方。

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どうもニベイアです。

 

製造10年以上の2ストはチャンバー焼いたほうがいいよって話です。

 

 

 

 

 

①チャンバーの詰まりって?

2スト車はその構造上、未燃ガスを発生させます。白煙出してるし、排気口も真っ黒でドロドロですよね。

またチャンバーは圧力はを反転させるという機能を持っていますので、

経年と共に、チャンバー内壁には、汚れが堆積していきます。

この汚れによって、チャンバーが本来の性能を発揮できなくなります。

 

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②フケの悪化

この汚れの堆積によって、パワーダウン、レスポンスの悪化などの問題を引き起こします。僕はこれまでに、SMX50,KDXの125SR,NSR250Rの合計4本のチャンバーを焼いてきましたが、どれも効果は抜群で、各段にフケがよくなりました!。製造から製造から長い年月が経っているモデルほど効果的です。

 

③焼いてチャンバーをリフレッシュ

内部にたまっているのはオイル交じりのカーボンです。チャンバーを丸ごと焼くことによって、これらを焼いて外部に放出してやります。

 

④焼き方

焼き方ですが、

決まった焼き方などもちろんありません。基本は、

 

「焚火にドーン

 

です。

火とチャンバーがあればいいです。

 

とはいいつつ、とりあえず、最もやりやすかったのは、バーベキューコンロを二つつなげて、

その上にチャンバーを置くやり方でした。

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この方法なら火を長続きさせられる上に、常に下から火を当てられます。

焚火にドーンは、意外とうまく、下からあぶってくれなくてたいへんでした()

 

また、どのくらい焼くか、時間の目安ですが、2時間やれば十分です。

 

もちろん火力や焼き方、そして汚れの状況によりますが、

だいたい数分たつと、チャンバーの口から白煙が出てきます。しばらくするとその白煙に引火して、燃えだします。

(上の写真をよく見ると、チャンバーの口から火が出ているのが分かます

 

チャンバーの状況にもよりますが、僕はこの火が収まったら、内部のどろどろがかさかさになったと判断して、焼くのをやめます。この時は一時間半くらい焼いてました。

(以前SMX50のチャンバーを焼いたときは40分くらいだった記憶があります。)

NSRは二時間くらい焼いていました。

 

当然ですが、純正チャンバー内壁のグラスウールや、サイレンサーのグラスウールは焼けて消滅しますのでご注意を。

 

 

パイプユニッシュ法との比較、メリットデメリット

 

焼く、という野蛮な方法以外にも、「パイプユニッシュ」を使ったケミカルな方法もあります。

 

焼くのと比較して、

〇お手軽(場所を選ばない)

〇入手しやすい

サイレンサーのウールが焼けない

×洗浄力(さすがに焼くのには勝てない)

 

都会の方や、火が苦手な方はパイプユニッシュの方が良いですね。

ぼくは火遊びが好きなので断然焼く波ですが。

 

 

 

↓良かったらこちらもお読みください。めっちゃめちゃ参考になりますよ!

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