日本でエルツベルグ?! Hidaka Rocks 参戦記。

f:id:equipmentalism:20181024220636j:plain

 

こんばんは。ニベイアです。

 

10月20~21日に、北海道日高町で行われた、ハードエンデューロレース

「Hidaka Rocks」に参戦してきましたので、レポートです。

なお、僕はとある選手のサポートでついていったので、出場はしていません。

 

 

 

 

①日本初! エルツベルグを踏襲したレース

「エルツベルグロデオ」。通称エルツ。

ハードエンデューロやってる人間なら知っとくべきレース。毎年オーストリアの鉱山で開催される、完走者数名の超高難易度レース。

www.youtube.com

 

この広さ、参加台数の多さは圧巻ですね。ライダーは「Billy Bolt」「Graham jervis」が有名です。

 

今回参戦した「Hidaka Rocks」は、「日高2DAYSエンデューロ」の主催団体である「Hidaka Mortorcyclist Club」が主催です。コース監修はG-NETライダー山本礼人。

 

②予選(アイアンロードプロローグ&スーパーテスト)

本線のスタート位置を決める予選は計二回。土曜日に行われました。

 

一次予選が「アイアンロード プロローグ」

鉱山のダンプ用の超幅広な砂利道を約5km,ひたすらかっ飛ばします。

日本中どこを探してもこんな道走らせてくれるところはないでしょうね(笑)

AD/tacさんが動画をアップしていました↓↓

www.youtube.com

120km/hくらい出たそうです。参加者の多くが、「めちゃめちゃ怖かった」と言っていました。動画では分かりずらいですが、道幅はかなり広く、また左側は常に絶壁でした(笑)

ぼくはこのコースを走って登りましたので激しく筋肉痛です。

 

f:id:equipmentalism:20181024212721j:plain

f:id:equipmentalism:20181024212745j:plain

↑予選コースの一部を遠くから撮った写真。

画像に白いセレナが見えますでしょうか。スケール感と、絶壁具合を感じてほしいです(笑)

f:id:equipmentalism:20181024213130j:plain

路面はずっとこんな感じ。↑かなりスリッピー。

 

この予選目当てで来た方も多かったようです。

 

 

そして二次予選が「スーパーテスト」。

 

www.youtube.com

一周一分くらいの超スプリント競争。ナイトステージ。

アイアンロードの順位ごとに、ペアで組んで走ります。

前半は芝生の上のフラットコースを走って、

後半にタイヤや丸太、ブロックなどの障害物があります。

一人二回、イン側とアウト側をそれぞれ走って、タイムのいい方で順位が決まります。

 

これ、かなり盛り上がってました(笑)

 

特にタイヤ越えは、派手に突っ込んでぶっ飛ぶ方が多くて(笑)

f:id:equipmentalism:20181024213826j:plain

スタート前

f:id:equipmentalism:20181024214021j:plain

タイヤ

 

 

③本戦(Hare Scramble)

土曜日に二つの予選を行って、それぞれの結果を合算して決勝のスタートグリッドが決まります。

 

 

当初は「数人完走できればイイ」という設定だったのですが、なんと完走者は25人。

トップの和泉拓選手は40分ほどでゴールしていました。

 

 

意外な完走者の多さに、コース設計を行った山本礼人選手は、

「来年はコース長を倍にする」と言っていました。恐ろしい(笑)

 

f:id:equipmentalism:20181024214823j:plain

スタート前

f:id:equipmentalism:20181024214907j:plain

f:id:equipmentalism:20181024214929j:plain

f:id:equipmentalism:20181024215026j:plain

f:id:equipmentalism:20181024215130j:plain

f:id:equipmentalism:20181024215206j:plain

 

 

 

④感想

レースそのものが魅力的だったのは言うまでもありませんが、特筆すべきはやっぱり、

「海外のようなスケールのデカさ」でしょう。(海外のコース知らんけど。)

 

冒頭で紹介したアイアンロードしかり、コースから見える雄大な景色しかり。

 

今回は参加者の多くが北海道の方で、自分らのように関東からの遠征組は少数派でしたが、もっと全国からたくさんの人に来てほしい、そう思えるレースでした

 

北海道、最高です!