学校内でバイクのチャンバー焼いて、残った炭でサンマ焼いた話
※写真はイメージです
どうもニベイアです。
今回は昔の思い出話をしようと思います。
「学校内でチャンバー焼いて、残った炭で魚焼いた話」です。
※決してヤンキーが社会への反抗心でやったとか、そういう系ではありませんので誤解をなさらず。
<チャンバーってなに?>
→2ストのバイクについてるやつ。胃袋みたいなやつ。効果効能の説明は省略します。
①チャンバー焼きに至った背景
当時僕は学生でした。学生生活も残り数カ月。最後になんか作ろう!!と思い立って、カブにKDX125SRのエンジンを乗せた、オタッキーでエンスーでファビュラスなマシンを作っている最中でした。
で、そのときは、そのためのチャンバーを作っていたんです。
エンジンがKDXのエンジンだったのでとりあえずKDXのチャンバーをつけようと思いました。当然そのままの取り回しではつかないので、いったんバラバラにして、レイアウトが成立するようにまたつないじゃおう、てことでいったんバラバラにしました。
でばらばらにしてみました。するともう中のベットベト具合。長年のオイルカスやら硬化したオイルやら未燃焼の黒いのがどろっどろ。厚さにして3mm~5mmくらいあったのではなかろうか。
せっかくばらばらにしたんだから、そのタイミングできれいにすれば良かったんですけどね。めんどくさかったったのでそのまま溶接してつないじゃいました。もう夜だったので。溶接中にオイルが気化して発火してファイアーしてたけど。めっちゃ臭かったけど。消してもまた発火してたけど。
無事(?)溶接がおわって、次の日授業が終わった後に、エンジン始動のテスト。
エンジンにチャンバー装着、そしてキックしてかけました。
いざ、エンジンはかかりましたが、どうにもフケが悪い。ビインビインっていかないで、びゅいいいん、むおおおん、て感じ。きもちよくないし、感覚だけどパワーなさそう。混合で40:1の燃料なのに気持ち白煙が濃い気もする。むおおおん
「これ絶対内部堆積オイルのせいや。。(。-`ω´-)ンー」
と溶接前の内部の掃除をめんどくさがった自分を攻めながら、
解決策を考えました。
1.5秒くらい。
そして、
「あ。この際だし、久々にチャンバー焼くか。」
と0.2秒くらいで思いつきました。
②チャンバーを焼く
たまたま、先週、みんなでやったバーベキューのコンロと、以前邪魔だったので勝手に切った木があったので、勝手に薪にして、チャンバーを焼く機材を揃えました。
機材の準備はできていたので、すぐにとりかかりました。
広いし、誰もいないし、いつもバイクのテストとかエコランのテストとか好き勝手にやっているので、まあ、いいや。ということで、いつも通り校内でチャンバーを焼き始めました。
こんなことできるのも、学生のうちのあとちょっとだな。。。と感慨深いきもちでした。
途中、警備員のおっちゃんが通りましたが、
警備員:「またお前か。今度は何してるんだ」
ぼく:「チャンバー焼いてるんです。」
警備員:「お前イマドキ2ストなんか乗ってるのか」
ぼく:「そこに2ストがあっただけですよ」
警備員:「わしが若いころはな、〇〇・・・・」
と、とても、校内で火遊びいている人間と、警備員との会話としては不適切であろう会話をした後、
警備員:「家事は起こすなよ」
と去っていきました。この後通った物理の教員とも同じような会話をしました。
早速ですが焼いてる最中↓
薪が半生だったので、最初はなかなか火が付きませんでした。なのでいつも通り、パーツクリ―ナースプレーに、ライターで引火させてバーナー状態にして、無理やり火をつけました。
あ、バーベキューするときの炭への着火って、めんどくさいですよね。そんなときは着火剤なんて、ちまちましたものは使わずに、パーツクリーナーファイヤーすればすぐ着くのでおすすめです。
また夏の夜にも、線香花火に飽きたらパーツクリーナーファイヤーしましょう。周囲の雰囲気は明るくなるし、物理的にも明るくなって喜ぶみんなの顔がよく見えるので、おすすめです。
話がそれましたが、だいたい数分たつと、チャンバーの口から白煙が出てきます。しばらくするとその白煙に引火して、燃えだします。
(上の写真をよく見ると、チャンバーの口から火が出ているのが分かます)
チャンバーの状況にもよりますが、僕はこの火が収まったら、内部のどろどろがかさかさになったと判断して、焼くのをやめます。この時は一時間半くらい焼いてました。
(以前SMX50のチャンバーを焼いたときは40分くらいだった記憶があります。)
終盤のようす
③魚を焼く
チャンバーを焼いて満足しました。疲れたので、エンジンのフケのチェックは次の日することにしました。
いざ消火してかたずけよう。と思いコンロを見ると、
「なんかめっちゃいい炭ができてる。。。。☆:*:・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・:*゜☆」
まるでジブリに出てきそうな、ディズニーの暖炉に出てきそうな、
赤赤とした、美しい炭がそこにはありました。
このまま捨てるのはもったいない!と思い、
急遽サンマを焼くことにしました。
いや、秋だったので。
火が消えないうちに、急いて自転車でで「スーパーセンターAZ」まで魚を買いに行き、
焼きました。(一人じゃ寂しかったので、研究室の人間も無理やり連れてきました。)
やってるうちに暗くなってきた。
テキトーにすまほで撮った写真がこちら↓
なんか。。。すげえ!!
「イイ感じの炭」感伝わりました??
順番が前後しますが、焼き始めたときの写真↓
いやーおいしかったです。
ちなみに次の日に、サッカー部の同級生から、
「めっちゃ臭かったよふざけんな」とおしかりをいただきました。
まあ、平日夕方にグランドの横でやってましたので。
その節はどうもすみませんでした。
皆さんも、校内で魚を焼くときはサッカー部に注意してくださいね!
以上学校内でチャンバー焼いて、残った炭でサンマ焼いた話でした!