バイクで転倒するのが怖い!?ならオフロード始めれば転びにくくなるよって話
(注;僕ではありありません)
ニベイアです。
バイクって怖いですよね。車と違って曲がり切れなかった転んじゃいますもんね。
実際に転んで怪我をしたことのある方も、中にはいるのではないでしょうか。
雨の日でマンホールで滑って転んだ、側溝のふたで滑って転んだ、砂が浮いてるのに気づかずに転んだ。
そういうケースって、自分のせいじゃない。と思い込んでいるライダーが多いですが、
ただの技量不足です。
それは分かってる、安全に乗るためにうまくなりたいけど・・・
どう練習すればいいかわからない。そんな方にはオフロードがおすすめです。
ちなみに著者は現在トライアルをメインにやっています。(エンデューロやるつもりがいつの間にかトライアルやってた)
オフロードデビューは学生の頃。縁あって牧場主と仲良くなって、山の中を毎週走り回ってました。
①オフロードって?
未舗装路です。(そんなあたりまえのことわかっとるわ!!って人、ごめんなさい。)
一概にオフロード、と言ってもいろんな楽しみ方があります。
・林道ツーリング(河川敷とか含む)
・モトクロス
・トライアル
(その他にもラリーとかダートらとかあるけど国内では非現実的なので除外)
で、
この記事の読者ははオフロード未経験者が多いと思うので
、いきなり敷居の高いい下三つはとりあえず置いといて
・林道ツーリング(河川敷とか含む)
が最も一般的な楽しみ方です。
セローとかKLXあたりのオフロード車で山の中にに入って行って、走って楽しみます。
実は僕林道ツーリングは一回しか経験がないのでよく知りません。(無責任)
気になった方はテキトーにググってください。
②なぜうまくなれるの?
(注;僕ではありありません)
本題です。
一言でいうと、
「スライドの感覚を身に付けられる」
からです。
バイクで走りながら転んでしまうのは、タイヤが限界を超えてしまうからです。
つまりその限界が分かれば転ばないんですが、限界なんてバイクやタイヤや路面状況によって激しく変化するので、分かりません。
アスファルト上では、急に限界がきてスリップダウンしてしまいますが、オフロードでは比較的それが緩やかです。(スライドの制御がやりやすい。)
少し慣れてくると普通に乗っているだけでスリップするので、それを制御するようになります。
もっと慣れてくると写真のように故意的にパワースライドさせられます。こうやってスライドになれていき、それがオンロードでのテクニックにつながります。
オフで走るような速度域(~80km/h)におけるアスファルト上では、スライドが急で敏感なので、なかなかこの練習ができません。(スライド→転ぶ→怪我)
しかし、いったんオフロードでこの感覚に慣れてしまえば、アスファルト上で滑ったときに、
「焦らなくなります。」
これが結構大きいです。別にスライドを制御できなくたっていいんです。「焦らなくなる」ことによって、気持ちに余裕が生まれて、冷静に対処(アクセルを戻す、ハンドルに力を入れない、地面をける)できるので、結果、転ぶ確率が大幅に小さくなるんです。
この「スライドの感覚を見つけられる」ていうのは大きいです。
僕はおかげでどんなに道路でスリップしても冷静でいられるようになりました。
(そもそもスリップしないような走り方してるんだけど。)
オンロードでもこのスライドの練習ができないことはないんですが、それって、サーキットでの後負荷コーナリングでしかできないんですよ。大きな遠心力が継続的にかかって、タイヤに大きな負荷がかかっているときです。
それって、敷居が高すぎますよね(笑)
オフロードはオンと比較して、同じ現象をを低い速度域で体験できます。だから敷居が低くて安全です。速度が低い上に下が土なので、けがのリスクもかなりちいさいです。(だから世のGPライダーがトレーニングでモトクロスしてるんです)
モトクロス↑
もう一つ、オフで身につく大事な要素があって、それは
「路面を見ること」
先ほどスライド耐性がつく、て話をしましたが、そもそもスライド
しないのが一番安全です。そのためにするべきことって一つしかなくて、
「路面をよく見て、どのくらいが限界か常に予測する」ことです。
これ道路でやってないからみんなすぐ事故るんです。
砂が浮いてるな、なんか濡れてるな、マンホールがあるな、白線があるな。など。
オフロードでどうそれが鍛えられるのかというと、岩が露出していたり、草が生えていたりすると、もう馬鹿みたいに滑ります。そういう状況だと、人間が走るようなスピードでもすぐに転びます。なので必然的に路面をよく見るようになりますし、これはやばい路面だ、ゆっくり行こう。って判断力がつくので、オンにもこれが生きます。
③どこから入ればいいの?
オフは楽しいぞー
最低限必要なのは、
バイク一台
元気に走れる未舗装路
これだけです。必要なバイクは、オフ車じゃないです。
オフ車じゃないです。転んでもいいバイクです(これについては最後に書きます)
環境に関しては、
周りにオフ人間がいればその人についていけばいいです。
ぼくもまぜて、って。
周りにオフ人間がいないけど、林道に行きたい場合は、この人を参考にしてください。
また個人的におすすめなのが、ショップやコースが用意してるレンタル(装備込み)。
これなら何も買わなくて始められます。例えばこんな感じ↓↓
大事なのは「始めること」です
④必要なバイクは??
ワルキューレだって、オフは走れる
先ほどもちょろっと書きましたが、
最初に必要なのは、
オフ車じゃなくて、「転んでもいいバイク」です。
ガワから入る人が多いので、
「オフロード走るならオフ車買わなきゃ」という短絡的思考に陥る人が大多数ですが、
別にオフ車じゃなくてもオフロードは走れます。
僕は最初はカブでした。アメリカンで走っている人もいました。
オフ車はあくまで「オフに向いている」バイクです。
いやもちろん、林道じゃないとこに入っていくとか、ジャンプするとかヒルクライム登るとかなら専用車が必要ですが、どうせ最初はフラットなところをとことこ走るだけなので大丈夫です。(転んだら壊れることが多いけど(笑))
別にお箸でパスタ食べたっていいじゃないですか。
でもなんでこんなひねくれたことを書くのかというと、
「オフやりたいけど、オフ車ないし、買うかねもないからできない」
って、あきらめてほしくないからです。
そもそも60年前は今みたいにオンとかオフとか通勤用とかツーリング用とか、バイクは分かれていませんでした。何もかも一台でやっていたんですよ。そこから用途に合わせて進化してきた、てだけです。
しかもオフロード未経験者は、セローやWRなどのフルサイズより、
カブのほうが恐怖感がなくて絶対に楽しいです。
「スライドの感覚を身に付ける」の観点で言えば、オフ車以外は微妙ですが、
まず慣れるのが第一ですので、安心して楽しみたいですよね。
とりあえず今乗ってるバイクで河川敷走ってみましょうよ。
⑤まとめ
とりあえず今乗ってるバイクで河川敷走ってみましょうよ。
現場からは以上です。