ツールセットは買うべきじゃない!!バイクの整備にツールセットをおすすめしない理由
画像:KTC
こんにちは。
ニベイアです。
今回は工具ネタ、という事で、
バイクの整備にツールセットが向かない理由
を書いてみました!!
※この記事で言う「ツールセット」って上記写真のタイプ&規模の話です
①工具が選べない
画像:KTC
セットになっているので工具が選べません。
「KTCとか有名メーカーなら全部いいでしょ!」
って思われるかもしれませんが、そうでもありません。各工具メーカー得意不得意があるのか、それとも想定されてる使用用途がそもそも合わないのかは分かりませんが、
工具の種類によってはいまいちなのもあります。。KTCのセットによく入ってる貫通ドライバーはなんかかみ合わせが悪い上に、重くて使いずらいです。
あとKTCのセットのラチェットハンドルは、耐久性重視なのか刻み幅が大きい(1ラチェット10°)なので使いずらいです。ホムセンに売ってる2000円くらいのやつの方がよっぽどいいです。
バイク整備に頻出するTレンチはそもそも入ってないし。
TONEのレンチもなんか手に食い込んで痛いし。。。
そして、もしセットで高級品を買っちゃうと、後々不満が出てきてもなかなか買いかえれないんですよね。もし仮に、ドライバーだけWERAにしよう、と思っても、
収納がKTC専用になっちゃってるから入りません。
綺麗に整頓されてる反面、収納の汎用性が全くありません。。。
ちなみにぼくは最初安い工具を必要に応じて買い足すスタイルで(まあセット買うお金がなかったのが本音ですけど)増やしていったので、工具によってブランドが違います。
ドライバーと六角レンチはWERA、レンチ類はKTC,はさむ系はクニペックス、ソケット類はKo-kenです。それ以外は低価格品でも十分なのでホムセン入手です。
おすすめですよ。このくみあわせ。
weraを推した記事↓
②工具の追加ができない
ツールセットは、箱がキレイにかたどられているので、それ以外入れれません
。
大抵のツールセットは最下段が自由な引出しになっているのでまあそこに入れちゃえばいんのですが、例えば、15mmのスパナ(特殊サイズなのでセットには入っていない)とか、ディープソケットとか、仲間と同じフロアに入れてあげたいけど、そこにはもう隙間がないので残念ながら入りません。泣く泣く最下段です。しかも最下段ってそんなにスペースないので、Tレンチ五本入れたらもう終わりです。
追加の箱に入れるのもアホくさいですよね。せっかくセットで箱買ったのに。
あとまだ気に食わない点があって、使わない工具が一等地にいたりするんですよね。
もちろんバイクにもよるけど1番の+ドライバーとか。ユニバーサルジョイントとか。(←これマジでいらない)
人とかバイクによって頻出工具は違うので、収納位置も変わるべきだと思うんですけどね。。。
めがねレンチとスパナだって、種類で分けるんじゃなくてサイズで分けられるべきだと思います。同サイズを同時に使うことが多いので。(まあこれはスペースの制約もあると思いますが)
③工具しか入らない
いや工具しか入れないだろ、って大抵の方は思いますが、
整備って、だいたい、
・ウエス
・パーツクリーナー
・トレー
もセットですよね。だから同じ箱に入ってた方が絶対持ち運びの手間が減ります。
しかし当然、ツールセットの箱には収納できません。
ツールセットをバイクの足元まで運んで、戻って、他数品を持ってきて、、、て光景をよく目にしますが、毎回二往復目でおんなじもの持ってきてたら、完全に労力の無駄です。
ほんとツールセットって機能性ないんだよな。。。
あ、前提として、この記事は、「バイクの元へ工具を持っていく」環境を想定しています。
ガレージ持ってたり、常に同じところで整備する人は例外ですよ。別に持ち運ばなくていいですから。
④箱が重い
ツールセットの箱って、大概、鉄板でできてますよね。
で、めっちゃ重たいんですよね。
先ほども言った通り、この記事は「バイクの元へ工具を持っていく」環境を想定しています。なんでメーカーは軽くしようとおもわないんですかね。どこもかしこもおんなじツールセットばっかりつくりやがって。
⑤著者のおすすめ工具収納方法
ここまでひたすらツールセットについてディスってきましたが、
「じゃあお前はどうなんだよ。」という声が聞こえてきたので、
僕の工具箱です↓↓
分かりにくいので真上から。↓
なんか写真だとごっちゃごちゃに見えますけど(笑)ちゃんと整頓してます。
はこはホムセンに売ってた、樹脂製の頑丈なバスケット。(汎用品)
大好きなTレンはサイドに引っ掛けてます。
ドライバーと六角レンチもサイドです。
レンチ類とはさむ系工具たち(ニッパーとかラジペンとか)は100均に売ってた
ペンたてで立ててます。
立てることで取りやすいし、かさばりません。
整備時にだいたい使う、
パーツクリーナー、ウエス、トレー、ノギス、ハンマー等も一緒に入れています。
整備時はほぼこのひと箱で完結するのでめちゃめちゃ便利です。
理想の工具箱を追い求めてイロイロ探したけど結局見つからなかったので自分で作っちゃいました。
デメリットは片手でもてないところです。後々改良予定ですが。
⑥まとめ
セットで買うと、選ぶ手間がないので楽なのはいいですが、
前述したデメリットが多いので、これから買うとい初心者さんは考え物ですよ。
以上です!