0-100km/h 0.4秒!!最高速500km/h以上!! Top Fuel ドラッグレース世界最速レーサーの特徴
写真:Monster Energy
こんにちは。ニベイアです。
いっつも二輪について書いていますが、
今回はちょっと趣向を変えて、
ザ、「過激」
その中でも最高峰クラスのTopfuelの車両について書きます。
世界一ゼロヨンが早い車です。
めちゃめちゃ面白い車両なので日本の方々にもっともっと知ってもらいたくて。
注)そこそこ車のこと知ってる人は、
是非記事を最後まで読んでいただきたい。
たぶん、いままでの中でいっちばんぶっ飛んでる車になりますので(笑)
とりあえず、この動画みてくださいな。異常な世界が広がってますので。
(英語ですけどまあ雰囲気だけでも楽しんでください。)
<スペック>
最高出力:8000 HP 以上
車 重:900kgくらい
燃 料:ニトロメタン
エンジン形式:8.2L V8 スーパーチャージャー(ざ・アメリカ)
っと、
分けて書くのもめんどくさいので、TopFuelがいかにトチくるってるか
分かる特徴を以下に並べました。
- 0-305m4秒以下(速すぎて危険なので、過去400m→305mに短縮された)
- 0-100km/h 0.4秒くらい(所要距離7mくらい)
- 一秒で180km/hまで到達
- 加速G:4.0G以上
- ラジエター、ない。(燃料の気化熱でエンジンを冷却)
- ミッションも、ない。中盤までずっと半クラ(遠心クラッチ。かぶとおんなじ)
- サスペンションも、ない
- サイレンサーもない
- クラッチプレート6枚。うち数枚は必ず焼き付く
- リッター4m(メートルですよメートル)
- ダウンフォース:2t
- 終盤では多くのプラグが死んでディーゼルエンジン化。
- しかも数気筒は失火して動いてない
- ゴール時は500km/hオーバー
- 走行後、毎回エンジンオーバーホール
- 1走行60万円くらいかかる
ずらずらーっ、と書きましたが、ね、やばいでしょ?(笑)
一つ一つがとんでもないですよね。アメリカ感すごいですよね。
電子制御ごりごりなのにV8OHV2バルブってのもすごいアメリカだし。
(ブロックは鋳鉄じゃなくてアルミなんかい!)
スタート直前までセッティングするくらい、繊細なことしてるのに
ゴール手前じゃディーゼリングしててしかも数気筒は失火してるって。。(過給に耐えれるプラグがないんですかね。)
クラッチは焼結品だそうで。このクラッチユニットになんか狂気を感じたのはぼくだけ??
しかもこのチーム、マシンと機材でトレーラー7台だって。。。。。
ほんとに、ドラッグレースを突き詰めると、こんなにもぶっ飛んだ車両ができてしますんですね。(V8OHV2バルブはもはや宗教ですが。)
アメリカに観光に行った際には、NASCARとあわせて、絶対に見たいレースの一つです。
良かったら↓動画もご覧ください